食事は美味しく、楽しく、シッカリと。
でも…。徐々に食事量が減り、体重が減少するときがやってきます。
積極的な治療をすれば良くなるかも?また食べられるようになるのでは?
管理栄養士・介護職員・看護職員・リハビリ職員が検討をします。
ペースト状の食事にしたり高栄養食品を導入したりしながら、やがて
ご家族様にご理解を得ながら、少量で無理のない経口摂取に切り替えます。
お口から食事をすることに苦痛がないように…。
施設で最期を迎える方が増えています。
ご家族に美味しい「おはぎ」を振舞っていた方には重湯を固めた「おはぎ」を
「ビール」や「コーヒー」がお好きだった方にはそれぞれを添えて 「稲荷寿司」も舌でつぶせる軟らかなものを…。
「スモークサーモン」はミキサーにかけてゼリーで固め薔薇に仕上げて
「鮪のたたき」はそのままでも食べられます。
御重箱に軟らかな「五目ちらし」と「筑前煮」や野菜をじ~っくり炊いた「煮物」を詰め
時には…。
息子さんの営む「お蕎麦とツユ」を運んでいただき加工したり
少しでも多く食べていただけたらいいな~。
私が生まれたとき、母や父は夢や希望をもったでしょう。 おじい様もおばあ様も幸せを感じてくれたことでしょう。
最期の思い出はお看取り食を囲んで…。
コロナ禍ではありますが可能な限りご家族に同席していただき
お看取り食を召し上がっていただけると嬉です。
これからも私たちはこのお看取り食を「心を込めて」作ります。
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