南部包括では初めて、学校を対象にした認知症サポーター養成講座を開催しました。
北光小学校の6年生を対象に生徒81名、先生6名が、講座・寸劇・グループワークを通して「認知症」について学びました。
本講座は、昨年度に実施した「おとうさんおかあさんといっしょに学ぼう!!認知症キッズサポータ養成講座」をみた北光小学校の前任の校長先生の計らいで実施まで繋がりました。講座を見た生徒からは「認知症のおじいちゃんは不安だと思うから優しく声をかけたい」「心を傷つけない様にさりげなく(財布の場所)を教えたい」等、一生懸命に認知症の方の気持ちに寄り添いながら、自分の言葉でたくさん付箋に書いてくれました。
終了後には「今日帰ったらお母さんと妹に話したいです」と声をかけてくれた生徒もいました。家庭での家族団らんに「正しい認知症」の理解が繋がれば嬉しいです。
校長先生からは「認知症の話を聞いたあとに寸劇をみて、グループワークの時間がたっぷりあったから、たくさんの付箋の数だけ生徒の優しさが挙がったのだと思う」と感想をいただきました。
講座を修了され認知症サポーター証と南部包括オリジナルキーホルダーを受け取り、87名の認知症(キッズ)サポーターが南部圏域に誕生しました。
高齢者・認知症の方々を見守る心強い仲間が誕生しました。
子ども世代を含めて、地域に優しく“認知症の正しい理解”を繋いでいけたらと思っています🌻
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